[2021年1月 追記] 記事内の画像を一括でダウンロードできるようGumrodに公開しました。画像自体の商用利用、販売、再配布以外でしたらご自由にお使いください。
この記事では「日本の信号機のサイズに関する規格(入門編)」をご紹介していきます。
信号機も奥が深く、メーカー、形状、 光源 、地域性(観光地や豪雪地帯など)、設置場所などにより、いろいろな種類、形があります。
法律や規格を長々と書いても分かりづらいので、箇条書きと図解のみでまとめています。
また、前述したようにメーカーや型番によりサイズの違いがありますが、今回は分りやすさを優先し、標準的なサイズのみ記載しています。
信号機の規格(入門編)- 図解
※注意
・こちらの図は実寸の縮尺で作成していません
・あくまで表記の長さの参考として活用してください
・間違ってもこの図を下地にモデルを作成しないでください
電球式信号機の規格
LED式信号機の規格
フラット型信号機の規格
信号機の規格(入門編)- 箇条書き
車両用
- 高さは地盤面から灯器底部までを4.5m以上(一般的に多いのは5.0m ~ 5.6m)
- 縦型の中央柱式については高さ3.5m以上
- 発光面は円形で直径が250mmか300mm
- 高速道路用など大型の発光面は円形で直径が450mm
- フードはロングフード(380mm)とショートフード(ロングの1/4?)が一般的
- 電球式のサイズ → 縦450mm × 横1,250mm × 奥290mm(フード除く)
- LED式のサイズ → 縦450mm × 横1,250mm × 奥138mm(フード除く)
- フラット型のサイズ(発光面250mm) → 縦360mm × 横1,050mm × 奥60mm
- フラット型のサイズ(発光面300mm) → 縦420mm × 横1,250mm × 奥60mm
歩行者用
- 高さは地盤面から灯器底部までを2.5 m以上(一般的に多いのは2.7m ~ 3.2 m)
- 発光面は四角形で一辺が250mm
- 電球式のサイズ → 縦700mm × 横380mm × 奥260mm (フード除く)
- LED式のサイズ → 縦700mm × 横380mm × 奥140mm (フード除く)
信号柱
- 標準的な長さは9m(地面下1.5m、地上7.5m)
- 標準的な直径は末口径190mm、地際径290mm、元口径310mm
参考サイト
・道路交通法施行規則 | 電子政府の総合窓口(e-Gov)
・日本の交通信号機 | Wikipedia
・島根県警察:交通安全施設等整備工事標準仕様書等について
・交通安全施設整備工事共通仕様書 – 岐阜県
・コンクリートポールの技術資料 | 大日コンクリート工業株式会社